寺宝展展示物7 児玉義隆作 梵字掛け物

「十三佛梵字」 児玉義隆作

十三佛を梵字で表しています。 児玉先生は日本に伝わった梵字書体の時代的変遷を研究し、弘法大師が作った日本で初めての大学、綜藝種智院大学で教授を経て、現在理事・評議員となられました。智山専修学院講師、智山教学研修所講師、大覚寺派嵯峨伝燈学院講師もされています。 梵字(フラーフミー)は、ヒンドゥー教の神である「梵(ブラーフマン)」が発明したとされる文字で、古サンスクリット語で使われます。 元の経典はすべて梵字で書かれていました。 それを三蔵法師が中国へ持ち帰りました。

②「薬師如来大呪」 児玉義隆作
ナウボウ・バギャバテイ・バイセイジャ・グロバイチョリヤ・ハラバアランジャヤ・タタギャタヤ・アラカテイ・サンミャクサンボダヤ・タニャタ・オン・バイセイゼイ・バイセイゼイ・バイセイジャ・サンボリギャテイ・ソワカ。
世尊・薬師瑠璃光王如来・応供・正遍智に礼し奉る。
当尊の呪を申せば、帰命す、薬に薬に、薬を発生することに、めでたし。

③「菩提道場」 児玉義隆作   

 菩提というのは道であり、知であり、覚であります。
あらゆる煩悩を断ち切って、不生、不滅の理を悟って、初めて得ることができるといわれています。
発心の道場、修業の道場を経て、やっとここにたどり着くと言われているのが菩提です。

寺宝展は3月21日9時から16時まで行います。

「十三佛梵字」 児玉義隆作

①「十三佛梵字」

薬師如来大呪」児玉義隆作

②「薬師如来大呪」

「菩提道場」 児玉義隆作

③「菩提道場」

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