涅槃会 2月15日
お釈迦さまのご命日法要のことです。宝寿院では、11時より石像「釈迦涅槃像」前にて法要が行われます。 四十五年に及ぶ巡歴・説法の旅をされたお釈迦さまは、81才の時、最後の旅の途中、マガダ国を出てガンジス川を北に渡り、ヴァイシャーリーを過ぎ、パーヴァーの町に到った時、鍛冶屋のチュンダの供養を受けて中毒となり、重い病にかかられたといいます。 病めるお釈迦さは、カクッター川において最後の沐浴をせられ、クキシナーラーの沙羅双樹の間に、頭を北に向け右脇を下に、足の上に足を重ねて横になり、その夜半、弟子たちに最後の教戒をした後、入滅されたといわれます。時に紀元前383年(中村元説)2月15日のことでした。(ただし、この月日は中国・日本での伝承伝説によります。)