花まつりは正式には「降誕会」(ごうたんえ)といいます。
二千五百年の昔 釈迦族の后 マヤ婦人が白象の夢をご覧になって 懐妊されました。
お里帰りの途中ルンビニーの花園に立ちよりますと、美しい花が咲き乱れています。
マヤ婦人が 無憂樹(ムユウジュ)の枝に手を伸ばされた時 お釈迦様がお生まれになりました。
天上からは美しい調べが流れ、天地が喜びに満ちあふれ、 シッダールタ王子の誕生を 祝っていました。
仏教の伝来と共に、おしゃか様の誕生をお祝いするために、お堂に花を飾り、甘い雨が降った由来により甘茶を煎じて誕生のお釈迦様にかける様になりました。
当院では四月七・八日に花見堂を出して美味しい甘茶を 皆様に 飲んで頂きます。