住職歴代のお墓

本堂の裏には歴代住職の墓「五輪塔(ごりんとう)」があります。 平成になり「宝篋印塔(ほうきょういんとう)」を建て、31世住職より歴代の住職の共同墓となりました。

真言宗では、仏塔は大日如来そのものの象徴として説きます。そのために仏塔は真言宗の教えに沿った独特の形となり、それを「五輪塔(ごりんとう)」と呼んでいます。「五輪塔」形の墓石塔の出現によって、真言宗のお墓は明確にその教えを形として表すことができたのです。 
「五輪」とは、この世の一切の存在の構成要素、地・水・火・風・空の五つを指し、この要素のことを「大」とも「輪」ともいいます。現在の一般的な四角柱形(棹石形)の墓石塔は、五輪塔の「地」の部分に上の四大が含まれるものとされ、五輪塔と同じ功徳があります。ですから墓石塔を拝むことは、亡き人の冥福を祈るとともに、ご本尊・大日如来そのものを拝むことを意味しています。

2014-02-27 10.13.30

関連記事

  1. 令和6年正月【ご祈祷・行事案内】

  2. 6月護摩祈祷 時間変更のお知らせ

  3. 次回護摩祈祷が6月14日(日)です

  4. しりとり川柳・ブログ「ぼだい樹」にコメントお待ちしています

  5. 毎月24日水子供養をいたします。 

  6. 8月21日(金)9時から4時まで写経会

  7. 8月28日施餓鬼会法要が開催されました。

  8. 令和5年11月 寺報『ぼだい樹』